『大学教育のイノベーター
―法政大学創立者・薩?正邦と明治日本の産業社会―』
法政大学イノベーション・マネジメント研究センター、
洞口治夫(法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科/経営学部教授) 編
書籍工房早山 2008年4月10日発行 全357頁
ISBN978-4-88611-510-2 2,625円(税込)
フランス人法律学者ボアソナードの教えを受け、仲間と共に東京法学社を設立した法政大学創立者の一人である薩?正邦(さった・まさくに)。
日本の大学教育のイノベーションを夢見て41歳の若さで世を去った、薩?が抱いた志を、現代の第一線の研究者たちが鮮やかに蘇らせた一冊です。
薩?の生誕150年を記念して、社会史・経済史・経営史の専門家たちが、コラムや写真、図表を用いて、多面的に明治という時代を再構成します。
薩?は明治時代に通信教育を創始した教育者であり、彼の志は、新たな激変期を生きる現代の読者にも、大きな共鳴を与えることでしょう。
2006年に開催されたイノベーション・マネジメント研究センター主催「法政大学創立者・薩?正邦生誕150周年記念連続講演会―明治日本の産業と社会―」
(全13回)をもとに、新たに編集を加えました。
■本書目次(執筆者)
■ 序章「教育のイノベーションを求めて」(洞口治夫)
第1章「石田梅岩(1685〜1744)の研究にみる日本人の心−薩?正邦の思想環境」(喜田勳)
第2章「教育者・学校経営者としての薩?正邦」(岡孝) コラム@「フランスの挿絵入り新聞『イリュストラシオン』から見た日仏近代」(朝比奈美知子)
第3章「明治のお雇い外国人たちと産業発展の構図」(尾煌之助)
第4章「フランス語学習者から機械技術者へ−小野正作の明治」(鈴木淳) コラムA「「近代化」へのまなざし」(半田昌之)
第5章「富岡製糸場の歴史と文化−フランス人技術者ブリュナを中心として」(今井幹夫)
第6章「明治期財閥形成者の起業家精神」(宇田川勝)
第7章「生活水準の歴史的水準比較−近世日本とヨーロッパ」(斎藤修) コラムB「漫画にみる明治の新風俗」(湯本豪一)
第8章「明治近代化の中の公的扶助と私的救済−ボアソナード博士と感恩講」(大杉由香)
コラムC「薩?家の墓所」(洞口治夫)
<内容に関するお問い合わせ> イノベーション・マネジメント研究センター(市ヶ谷キャンパス、ボアソナード・タワー18階)
電話03-3264-9420(平日9:00〜17:00、土曜9:00〜11:45)